外壁のひび割れはどのように補修するのが一般的?
外壁のひび割れが発覚した場合、まずはそのひび割れ幅を測定していきます。
最初は0.05ミリなど、非常に小さな状態からひび割れが発生し、見た目ではほとんど分からないレベルのひび割れが発生します。
そしてどんどんひび割れが進行していくと0.08ミリ、0.1ミリといった具合にどんどん幅が広がってきます。
小さなひび割れの段階なら、まだまだ簡単に修復可能です。
一般的によく用いられる方法は、エポキシ樹脂を使った圧入方法。
傷口に埋めることで密着する作用が働き、それ以上のひび割れを拡張させません。
エポキシ樹脂は接着剤のような役割があるので、戸建住宅などでよく使用される資材です。
なお、エポキシ樹脂は湿潤に強い特性があるので、日本のような湿気が多い環境の外壁補修材としておすすめです。
一方、大きなひび割れに相当するのが0.3ミリ以上のひび割れです。
このぐらいの大きさになると、人が目で見て簡単にヒビ割れが起こっていると判断できる状態です。
その場合はエポキシ樹脂のほか、パテ補修やサイディングボードの交換、カバー工法などを用いることがあります。
外壁のひび割れの進行が激しいと、おそらくシーリング材もかなり劣化していますので、そちらも合わせて修繕した方が良いでしょう。
外装の修繕や塗装なら弊社にご相談ください。